少額債権も弁護士相談

債権回収を弁護士に相談されることが最もお勧めの手段です。弁護士と聞いて、敷居が高いと感じた方も、難しい書類を時間や労力をかけてご自身でされる想像をしてみてください。取引先や知り合いに「お金を返せ」「支払ってくれ」と催促することは大きな精神的負担であり、当事者同士の話し合いでは簡単に解決できない場合がほとんどです。こじれてしまうと最後まで回収できない事態にもなりかねませんので、迅速かつスムーズな解決を望むのであれば、弁護士に相談されると良いでしょう。

弁護士に依頼を検討されるのであれば、まずは弁護士紹介サイトや、弁護士事務所のサイトにて、債権回収に強い弁護士について調べてみましょう。弁護士だからと言って、全てにおいて強い訳ではなく、人それぞれに分野毎に得手不得手があります。その分野で経験を積んでいる弁護士はやはり知識に長けており、引出しが多く、様々な角度からのアプローチが可能となります

まずは無料相談を電話でしてみて、その対応の仕方、回答の分かりやすさ、雰囲気等を感じてみて、それから直接会って相談してから判断されると良いかもしれません。最初から依頼しておけば、どんなケースになっても対応してもらえますので、安心して任せることができるでしょう。

少額債権の回収の流れ

債権回収の法的手段において、少額訴訟というものがあります。少額訴訟とは、通常の訴訟よりも非常に安価で、しかも簡単に行うことができ、たった一度の裁判を行うだけで判決がでるというもの。しかも、判決は通常の訴訟同様、強制力があります。しかし、名前を見てもわかるように、「少額」である六十万円以下の金銭支払いのみに限定される訴訟であり、内容証明郵便での催促で全く応じてこなかった相手でも、裁判所からの訴状であれば、プレッシャーを感じて連絡をとってくる可能性や、支払いに応じる可能性も出てきます。また、相手側が裁判に出頭しない場合は、債権者の勝訴になる可能性が高くなります。

少額訴訟は、基本的に一回で解決できる為、素早く終結できることが最大のメリットですが、その為には、その一回の裁判が終わるまでに資料や証人等を全て用意しなければいけません。また、少額訴訟を起こしても、相手側が反対した場合には、少額訴訟は行うことができません。このように、デメリットもありますので、比較的資料を簡単に揃えることができ、必要な証人も呼ぶことができる場合、加えて相手の同意も得られるのであれば、スピーディーな解決をはかることが可能となります。

債権回収の方法とは

債権回収とは何かご存じでしょうか。商売をされている方であれば、掛売りという取引形態を行う限り、必ず直面する問題と言ってよいかもしれません。基本的な回収方法とは、まず期日に請求をし、遅れた場合には電話やメールでの催促、または会社に直接出向いて担当者に話を聞く等して話し合いをし、状況について把握するようにします。それで分割や相殺、延期等の相手との取り決めができれば書面にして残すようにします。

そこまではまだ円滑に回収へ向けて終結も近いですが、相手が会おうとせず、支払い請求にも応じない、あるいは連絡すら取れなくなる等、悪質なケースになると、裁判所の手続きをして法的に効力のある手段に訴える必要性が出てきます。裁判所の手続きともなると、素人では書類作成等、複雑で難しい作業がありますので、よほどの時間や知識がある方以外はお勧めしません。やはりプロである弁護士に依頼することをお勧めします。第三者である弁護士に間に入ってもらうことで、スムーズな解決が期待できます。裁判所での手続きをする回収方法には、支払督促、民事調停、少額訴訟、通常訴訟等がありますが、どの対応にするにしても、知識が豊富な弁護士に依頼されることで、無駄な回り道や、余計なストレスを受けることなく、効率的な債権回収を見込めることになります。迅速な解決の為にも、債権回収についての知識を入れておくことをお勧めします。ここでは、その中でも少額訴訟について紹介します。